2020年八王子市長選を終えて
2020年1月26日に行われた八王子市長選挙で、平和・くらし・環境 市民でつくるチーム八王子が擁立した白神ゆりこ候補は、極めて短期間の選挙戦にも関わらず 47426人の市民の方々の支持を得ることができました。
得票率では32.75%を獲得しました。
多くの市民のみなさんからのご支援はもちろん、全国からも多大なご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。
白神ゆりこ候補は八王子市長選初の女性候補で、36才という若さ、大変にインパクトのある候補者でした。
八王子合同法律事務所に所属し、身近な市民の相談活動や労働問題・過労死の裁判などにも携わり、憲法に関する講演も全国で400回を超えております。この経験は説得力ある演説に活かされ、有権者の心をつかみました。
現職は大型開発優先で市民の声など聴く耳を持たない市政運営を行ってきました。
それどころか、市民の声を力で封じ込める市政運営の実態が選挙戦の中でも明らかになり、多くの批判を招きました。
これに対して、「だれもが夢と希望をあきらめない」「あなたの八王子をあなたとつくる」市民の声を聴く市政を掲げ、白神ゆりこの「今すぐお届けプラン」で財政の根拠も示した政策は市民の間に共感と期待を広げました。
連日のボランティアと1000名以上の方々からの募金、政治の変革を願う多くの人々の熱い思いに重ねて感謝を申し上げます。
この4年間、市民と野党の共闘の流れが日本のいたるところで大きく強くなってきました。充分な期間がなかったにもかかわらず、八王子でも立憲・共産・生活者ネット・新社会からの応援を得ることができました。
ここ八王子は安倍首相側近の萩生田文科相のおひざ元です。
安倍政権の「桜を見る会」に象徴されるモラル崩壊政治に審判を下すチャンスの選挙でもありましたが、投票率の低さは大変に残念なことでした。
この度の選挙の母体となった「チーム八王子」は2020年市長選をたたかう組織として立ち上げたものです。
今回だけで解散し、引き続き活動を継続することはありませんが、市民と野党の共同の力が政治の流れを変える一定の役割を果たしたことを共に確認したいと思います。
平和・くらし・環境 市民でつくるチーム八王子
共同代表 五十嵐仁・伊藤セツ・橋本良仁・奥田さが子・道井康子・米田貢
弁護士の白神ゆりこ(白神優理子)です
2020年1月26日の
八王子市長選挙に
立候補致しました!

ごあいさつ
いまの八王子市政を憲法の眼でみると、多くの問題があり、ぜひ憲法をくらしに生かす市政に変えたいと思います。
命綱である国民健康保険税の値上げをやめ引き下げます。保育は待機児童をなくし給食費も無償に向かいます。子どもたちの学ぶ環境としても災害避難場所としても体育館のエアコン設置を急ぎます。公契約条例をつくって市の仕事をする人たちの賃金を底上げし民間の賃金の引上げをリードします。学生の家賃補助をして学生の勉学や消費をサポートします。大型店の出店にブレーキをかけて商店街をまもります。マルベリブリッジ拡大や北西部幹線道路など急ぐ必要のない大型開発を減らして財源をつくります。
市民が主人公だという立場で、市民の声を聞き、市民の声を生かします。若者や女性が政治に参加しやすくするためにあらゆる努力をします。
市政にのぞむ基本は「八王子八策」です。さらに市民の声を聞いて充実させます。
国の政治も、憲法の理想からかけ離れています。著書「弁護士白神優理子が語る日本国憲法は希望」に書いた内容で、市長として国の政治にはっきり意見を言います。
消費税の増税はくらしを直撃しています。消費税の税率引き下げを求めます。憲法9条を変えることに反対します。兵器の爆買いをやめるよう求めます。オスプレイが八王子など横田基地周辺を飛ぶことをやめるように求めます。地方自治に反する沖縄辺野古への基地建設の中止を求めます。IRとしてのカジノに反対しIR疑獄の徹底究明を求めます。「桜を見る会」の私物化や資料廃棄の徹底究明を求めます。核兵器禁止条約への参加を求めます。大学入試は民間委託せず国と大学の責任で公正に実施するように求めます。
市民連合と立憲野党が共同して作成した2019年参議院選挙のときの13項目の政策のすべてに賛同します。私はすべての立憲野党のみなさんに共同を呼びかけます。
私は36歳とまだ若く、女性です。これまでの八王子市長選挙ではなかったことでしょう。しかし世界では、グレタさんなど高校生が環境保護の運動をリードしています。フィンランドでは、34歳の女性の首相が誕生しています。私が挑戦することで、日本でも、若者や女性が声をあげてよいのだと、希望をひらきたいと思っています。