「白神ゆりこさんを応援する大学人・研究者の会」 のアピール

1月26日(日)、八王子市長選挙が行われます。私たちは、学生の苦しみに寄り添った政策と日本国憲法の価値を大切にする姿勢に共感し、白神優理子氏を応援します。

◎学生生活を支援する政策
八王子地域には25の大学・短大・高専があり、約11万人の学生が学んでいる全国でも有数の規模をもつ学園都市です。毎年3万人、過去の総数100万人近い卒業生を全国に送り出しており、全国どこに行っても学生時代に八王子に住んでいたという人に会うことができます。
しかし、近年の学生たちは、高い学費や 奨学金という名の利子付借金を背負い、生活費を稼ぐためのアルバイトに追われる日々を過ごしています。進学や学業継続を諦めざるを得ない人も少なくありません。学園都市・八王子市には、学生たちの苦しさに寄り添い、支援の手を差し伸べる市政が必要です。
こうした中、白神優理子氏は若者・学生を念頭においた「家賃補助」「市独自の奨学金制度の充実」「若者サポートステーションの充実」という公約を掲げています。学生が安心して生活でき、後で学生時代を振り返った時、過ごしやすいいい自治体だったと思ってもらえるような八王子になるためにも白神優理子氏にこれらの政策を実践して欲しいと願います。
(注)若者サポートステーションは八王子市にある15〜39歳向け就労支援事業です。また石森孝志氏の政策には「大学・企業の連携強化」「大学コンソーシアム八王子機能の強化」とありますが、学生の生活の苦しさに寄り添い支援する政策は見られません。高木順一氏と小柳次郎氏には学生向けの政策が見あたりません。(以上、1月19日公示日時点での各候補オフィシャルサイトより)

◎憲法的価値を大切にする姿勢
白神優理子氏は高校生時代に戦争体験者の話を聞き、日本国憲法の価値に気づいたことから憲法が生きる社会を作りたいと弁護士を志しました。大学生時代、ロースクール時代も九条の会の運動に参加し、弁護士になってからも憲法の大切さを訴える講演を6年間で400回近く全国行脚で行ってきました。
弁護士として担当してきた事件も、横田基地騒音公害訴訟、原爆症認定訴訟の他に、長時間労働でうつ病になったトラック運転手の労災認定、障害年金が支給されず生活に困っていた就労若者の年金不支給処分の取消訴訟など、いつも弱い立場の人々の権利を守る活動をしてきました。
その一方で、八王子市は横田基地に近く、航空法違反のオスプレイの飛行、米軍機の超低空飛行など、日々、危険な飛行・訓練にさらされています。大学は近年、大学間競争が強まる中で大学の自治と学問研究の自由への干渉が強まっており、軍事研究すら受け入れさせられかねない状況にあります。また八王子市は市制施行から103年、男女共同参画都市宣言をして20年になりますが、これまで30代15人の市長はすべて男性で女性市長は一人もいません。
私達もまた日本国憲法の価値を大切に思うものです。身近な日々の生活の中で憲法的価値を実現していくためにも、白神優理子氏に市長になって欲しいと願います。

【賛同者】
五十嵐仁(法政大学名誉教授)
伊藤セツ(昭和女子大学名誉教授)
井原 聡 (東北大学名誉教授)
河邑 肇(中央大学教員)
黒田兼一(明治大学名誉教授)
佐久間英俊(中央大学教員)
佐野英司(元白梅学園大学教員)
高野恭一(神戸大学名誉教授)
都筑 学(中央大学教員)
浜津良輔(東京都立大学名誉教授)
平野 健(中央大学教員)
増田正人(法政大学教員)
松井安俊(元産業技術総合研究所主任研究員)
八幡一秀(中央大学教員)
米田 貢(中央大学教員)
2020年1月21日

(注)本会は「八王子市在住もしくは八王子地域の大学・研究機関で働き学ぶ教員・元教員・職員・学生」で上記の応援アピールに賛同する者で作られています。ご賛同頂ける方は「氏名」と「所属・身分」を併記のうえ「アピールに賛同します」旨を下のメールアドレスまでお送り下さい。
shiraga_ouen2020@yahoo.co.jp